スマホ節電アプリ「ぼく、スマホ」や企業向けのアプリ分析プラットフォーム「App Ape」を手がけてきたスタートアップ、フラー(2016年11月にFULLERより表記を変更)。耳に覚えがあるという読者も多いかもしれない。そんな同社は1月23日、ウェブサイトのURLを入れるだけでスマートフォンアプリ(iOS/Android)を作成できるサービス「Joren(ジョーレン)」を国内法人向けに提供開始した。
ユーザーはアプリ化したいウェブサイトのURLさえ用意しておけば、Joren側でウェブサイトのコンテンツを自動で取得し、アプリのプレビュー版を生成。それを基にユーザーは管理ツールから、デザインのカスタマイズやプッシュ通知の設定などを行う仕組みだ。今までもアプリ上のブラウザでウェブページを表示するといういわゆる「ガワアプリ」や、ネイティブアプリをノンプログラミングで作成するサービスはあったが、Jorenはサイト情報を自動取得してネイティブアプリを作ることができるのが特長だ。
プログラミングやデザインの知識は必要なく、ウェブサイトを更新すればアプリ側も自動更新されるため、運用コストも抑えられる点が特徴。初期費用の100万円(先着50社は半額の50万円)と、プランに応じた数万円の月額料金で利用できる。
ただし現時点では全てのサイトに対応しているわけではなく、会員登録が発生するサイトや決済機能を持
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