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ウィーンでISのテロ計画発覚か

経済ニュース
世界の耳目がワシントンの連邦議会議事堂で20日開催されたロナルド・トランプ新米大統領の就任式に集まっていた時、音楽の都ウィーンで同日午後6時(現地時間)、速報が流れてきた。18歳のアルバニア出身のオーストリア人が地下鉄で爆発テロを実施する計画をしていた容疑で特殊部隊コブラによって逮捕されたというのだ。内務省コンラード・コグラー公安事務局長は「テロ計画は履行される寸前だった」と述べている。
▲緊急記者会見を招集したソボトカ内相、2017年1月20日(オーストリア内務省公式サイトから)
緊急記者会見を招集したソボトカ内相は同日夜、テロ情報が「外国情報機関から」と明らかにする一方、容疑者が単独か共犯者がいるか、イスラム過激派テロ組織「イスラム国」(IS)との関連について、「捜査が進行中だ。そのため詳細な情報は公表できない」と説明する一方、「市民が多数集まる場所は可能な限り、回避するように。特に、持ち主がない鞄が見つかったら気を付けるように」と、国民に警告を発している。
容疑者はウィーン市10区の自宅アパートで逮捕された。同容疑者が所用していた携帯電話やラップトップは押収され、容疑者のコンタクト状況などを解析中という。コンラッド・コグラー公安局事務局長は、「18歳の容疑者が単独でテロを計画していたはずはない」と判断、その背後にはイスラム過激派勢力の暗躍があるとみている。
ソボトカ内相は、「

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