都庁サイト「知事の部屋」より(2011年6月:編集部)
四の五の言わず、動くべし。
私なら、そう言うところだ。
小池さんに全面的に協力すると見得を切ったことがあるはずだから、過去の経緯はともあれ、ここは一目散に小池さんのところに駆けつけるのはいい。
一人ではさすがに心もとないだろうから、信頼できる弁護士と共に出向くことだ。
あんな厚化粧の年増に頭など下げられるものか、などと言ってはいけない。
今動かないでいると、後で後悔する。
要するに今は、小池さんに全面的に協力するのが石原さんにとってベストだ、ということだ。
東京都が件の住民訴訟についての応訴方針を見直す、と言ったからといって従前の応訴方針をガラッと変えることが決まったわけではない。あくまで、当面は、有利な証拠も不利な証拠もあるものは全部曝け出して裁判所の判断を仰ごう、というだけのことのようだから、真実が明らかになることを恐れることはない。
心配しなければならないことは、大事な事実や証拠がどこかに埋もれ込んでしまい、一部の証拠だけで偏頗な判断がなされてしまうことだ。
行政の長が大事な問題について何らかの決断をするときは、それなりに周到な検討をしているはずで、仮に事後的にその判断が誤っていたことが判明したとしても、大体は決断当時に入手出来た資料や当時の情勢からは止むを得なかった、著しい最良の逸脱はなかった、と判定されるのが普通であ
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