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潘基文氏の大統領選出馬に異議

経済ニュース
Wikipediaより(編集部)
予想通り、潘基文前国連事務総長は次期韓国大統領選に出馬する意向を表明した。韓国の政治空白を可能な限り早急に解決されることを願うが、潘基文氏の大統領出馬にはやはり懸念せざるを得ない。
隣国の大統領選で特定の候補者に懸念を表明することは賢明でないが、潘基文氏にはやはり次期大統領になってほしくないのだ。
潘基文氏が駐オーストリアの韓国大使を務めていた頃から、同氏の言動をフォローしてきたが、当時の大使専属運転手が証言していたように、同氏はワーカホリックといわれるほど勤勉で努力家の外交官だったことは疑いない。そうでなかったならば、国連事務総長まで昇り詰めることはできなかっただろう。
当方は同氏に対し払拭できない懸念を有する。同氏が典型的な日和見外交官だからだ。世論の動きを迅速にキャッチする能力には長けているが、その発言は首尾一貫せず、前言を翻すことも少なくない。
同氏は12日、帰国途上の機内で韓国「中央日報」とのインタビューに応じ、その中で「日本が12・28慰安婦合意に基づき拠出した10億円が少女像撤去と関係があるとしたら、間違っている」とし、10億円を日本側に返金してでも少女像を守るべきだと主張している。日韓合意内容の履行問題より、国内世論の動きに迎合した発言だ。
興味深い点は、同時期、岸田外相と日韓合意を実現した韓国外交部の尹炳世長官(外相)は13日、国

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