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真のTechnicsは死んだ(またもや)…貴重なブランド資産をもっと正しく扱え

[筆者: Travis Bernard]
TechnicsがCES 2017で、ターンテーブルGrand Class SL-1200GRを発表した。それは基本的に、昨年発表されたSL-1200Gの微調整バージョンだ。
レコード盤のファンなら、こいつは廉価バージョンだ、と思いたいところだが、しかしそれはまったく違う。Technicsは価格を発表していないが、Gizmodoの記事は2000ドルぐらい、と言っている(昨年の機種は4000ドルだった)。
もしもその新しい“廉価版”のTechnicsのデッキが本当に2000ドルなら、真のTechnicsは死んだ(またもや)と言っても過言ではない。
この惑星上のすべてのDJが欲しがるのは、Technics SL-1200 MK2だ。それは世界でもっとも人気の高いターンテーブルのひとつであり、今なら中古をeBayで1000ドル以下で買える。
高級機のTechnics SL-1200 MK2がまだ中古でたくさんあるのに、誰が新しいバージョンに2000ドルを払うだろうか?
また、同程度の機種なら今や何十種類もあって、とても安く買えるのに、新しいTechnicsのターンテーブルにお金を払う人がいるだろうか?
PansonicがTechnicsをリブートしたのは、ターンテーブルの有名ブランドの復帰を願うたくさんのDJたちの気持ちに

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