PVという指標がCVというものに変わろうとしている。
主に動画など、分散型メディアといったような形式のメディアに使われる概念ではあるが、この指標の存在によって今後さらに我々は複雑な指標を使い分けなくてはならないだろう。そして何より数字に踊らされることがあってはならない。
PVという数字はあくまで1つの指標
http://kigyo-ka.com/00660/
先日、本誌ではこんな記事を書いた。メディアの評価軸というのはPVばかりで、クライアントにも『うちは○○PVなんですよー』と広告の営業を行う。PVというのはあくまで一指標なだけであってそのメディアの価値を表すわけでも、顧客の満足度を示すものでもない。
たしかにPVは1番分かりやすい指標である。しかし、それ以上でもそれ以下でもない。芸能人のスキャンダルを扱った記事の1PVの価値と、学術的な専門の知識を扱った記事の1PVの価値が同じであるわけがない。あくまでどのくらい見られたか、という目安だ。
消費者がどれほどの熱をもって見たか、どれほどその情報を信頼しているか、その情報によって行動に移ったか、といった事実はPVからは見えてこないわけである。
CVという新たな指標
そして、今やメディアの指標はPVからCVに移りつつある。PVがページビューならば、CVはコンテンツビューである。つまり、ページがどれだけ見られたか、ではなくコンテンツがど
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