「パンツ」に新しい価値をもたらした、ワコールのソーシャル企画の優れた戦略~ワコールの担当者に取材しました
ワコールでは、さまざまなキャンペーンを通じて、パンツで親しい人にエールを送ったり、頑張る人のゲン担ぎアイテムとしての新たな価値を提案しています。
今回、そうした“パンツPR施策”を振り返ってお話を伺ったら、ソーシャルで話題化させるいくつものポイントや、リリースの情報価値の高め方など、ネットPRに生かせるさまざまな知見が得られました。
お話を伺った方々
株式会社ワコール
布川 篤氏(総合企画室 広報・宣伝部 京都広報・宣伝課)
北見 裕介氏(総合企画室 広報・宣伝部 WEB・CRM企画課)
(※役職は2016年8月現在)
8月2日「パンツの日」企画に込めた想いとは?
──ワコールでは今年、申年に赤い下着を身につける「申赤」キャンペーンや「パン捨離」など、楽しい企画をいろいろ打ち出していらっしゃいます。今回は、そうしたさまざまなパンツ企画を改めて振り返ってお話を伺いたいと思います。
北見(以下、敬称略):最初にご説明させていただくと、当社ではレディースアイテムは基本的に「ショーツ」と表現しています。
ですが年に一度、8月2日の「パンツの日」前後だけは「パンツ」という表現を期間限定で使っています。そのほうが男性にも女性にも幅広い人たちに楽しんでもらえる企画になるからです。
布川:ワコールは女性の下着だけではなく、男性用の下着も取り扱っています。「パンツ」という共通のワードならば、すべて
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