世界が注目する「日本の会社員」のリアル…芥川賞作家が見出す「人間関係の歪み」
2022年に芥川賞を受賞され、一躍注目を集めている作家の高瀬隼子さん。2019年に「犬のかたちをしているもの」ですばる文学賞を受賞しデビュー。2024年には『いい子のあくび』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞されています。芥川賞受賞作の『おいしいごはんが食べられますように』は、日本の会社員生活の現状をリアルに描き取った作品として世界中から翻訳依頼が殺到!2026年2月にはドイツ語版がDumont社より刊行されます。Dumont社は1956年創業、美術書などの刊行からスタートし、近年は国内外の作家の文芸書も積極的に展開している出版社。日本人作家では村上春樹さんやドリアン助川さんの作品などを出しており、作品の質が非常に高いことで知られます。現在は2026年春のカタログを作成中で、『おいしいごはんが食べられますように』を来春のもっとも重要なタイトルのひとつとして扱う予定とのこと。これに際してDumont社による高瀬さんへのインタビューを、現地より一足先に日本語で特別公開!食と職場に抱く不満をえぐり出す傑作中編、著者自らが誕生秘話を語ります。***(1) What does our relationship with food reveal about us?——食べ物と私たちの関係から、どのようなことが見えてくるのでしょうか?高瀬:栄養のバランスを考え、肉と魚と野菜を複数の品物でとり、カ

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