高市もトランプも…世界は「反エリート」でできている!NY市長に当選必至の”左翼候補”が目論む「市営スーパー」、その驚くべき中身
時代は「反エスタブリッシュメント」米ニューヨーク市長選では、民主社会主義者を自称するウガンダ出身のイスラム教徒、ゾーラン・マムダニ州議会議員(民主党)が、圧倒的支持を集めていることを皆さんはご存じだろうか。前編『あまりにそっくり…!高市&トランプの保守派と、人気爆発の「ド左翼NY市長候補」の意外すぎる共通点』で見てきたように、彼はトランプ大統領とは真逆のイデオロギーに突き動かされているが、選挙戦で際立っているのはマムダニ氏の主張は「反エリート・反エスタブリッシュメント」であり、むしろトランプ氏それである。高市早苗首相と米トランプ大統領(首相官邸のHPより)最低賃金倍増や富裕層課税など急進的政策を掲げつつ、民主党主流派と距離を置き、「有権者の生活改善」を訴える戦術が奏功している。トランプ批判一辺倒で敗北した大統領選の教訓を踏まえ、マムダニ氏は弱者層の不満を吸収。対抗馬クオモ陣営にはブルームバーグら富裕層の巨額献金が集まるが、それがむしろ「エリート対民衆」という構図を強め、マムダニ陣営の追い風となっている。この構図は日本の政治にも通じる「反エリート大衆主義」の世界的潮流を象徴している。目の前の生活向上経済格差の拡大を背景に、トランプ大統領のように、エリート層を痛快にやっつけてくれる候補者は、今の米国で支持されやすい。金持ちを批判し、「目の前の生活向上」を訴えるマムダニ氏が、私利私欲を貪

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