俳優・井浦新が語る「本といえば図鑑」だった少年時代…古代文明とUMAから始まった”夢中体験”
“子どもの夢中を応援”をモットーに、子どもたちが自ら夢を見つけるきっかけとなる図鑑づくりを目指している講談社の動く図鑑MOVE。2026年7月に刊行から15周年を迎えるにあたり特別企画を発足。子どもの頃から夢中なことを持ち続け、人生を楽しみ続けている魅力的な文化人・著名人にスポットをあて、読者へのエールを賜りながら、その“夢中体験”をお届けします。第一号は井浦新さんにインタビュー。俳優として活動する一方、アパレルブランドのディレクターやサステナブル・コスメブランドのファウンダーとしても活躍。プライベートでは、多彩な趣味を楽しむ2児の父でもある井浦さん。子ども時代から現在に至るまでの“夢中体験”と、自身の子育てについて語っていただきました。(撮影/水野昭子、取材・文/星野早百合)「古代文明」「UMA」に夢中だった幼少期僕が子どもの頃からずっと夢中なもののひとつが、古代文明です。父は旅が好きな人で、家族で出かけるときは、どこへ行くにもクルマでした。遠出するときも海を渡るときも、飛行機は使わずに、いつもクルマ。そんな父の趣味が、歴史だったんです。中でも好きだったのが、縄文や弥生、古墳といった古代文明。休みの日になると、当たり前のように遺跡や野外博物館、美術館に連れていってくれました。竪穴式住居が再現された原っぱで走り回って遊んだり、土器を作るワークショップに参加したり……。僕にとっては、


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