事業の中長期成長に、テレビCMが有効な理由とは?
マーケティング最新本連載では、広告主のKPIや課題を踏まえて、どのようにテレビCMを活用していけばよいかをお伝えします。
「効果がすぐには分かりにくいから、テレビCMは必要ないのでは?」「商品やサービスの認知や好意を向上させることが、本当に売り上げにつながるのか?」。これらは、テレビCMを含むメディアプランニングを考えるうえで、論点になることがあります。
前回記事の中で、広告主がテレビCMの活用を考えてみるべきケースの1つとして、「特に3年以上を見据えて商品・サービスの成長を望む場合」を挙げました。今回はこの点を深掘りし、中長期の事業成長戦略にテレビをどう活用するべきか、電通のメディアプランナー・山崎博史が、実例を交えてお伝えします。
<目次>
▼広告の事業貢献効果を正しく計測する
▼「効果が見える=効果がある」は、正しいのか?
▼トップファネル投資が、中長期成長を促す
▼「認知」や「好意」は、売り上げにつながるのか?
▼数年先の売り上げを作るために、トップファネルコミュニケーションは非常に重要
▼広告は投資である
広告の事業貢献効果を正しく計測する
私は普段のメディアプランニング業務において、「広告をいかに事業成果につなげるか」という点に重きを置き、プランニング・実行・検証のプロセスに当たっています。この


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