ティビ がめざすのは万人受けではない WNBA選手に見るブランドの理想顧客像
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ティビは「クリエイティブ・プラグマティスト」に特化し、アスリートを含む理想的な顧客に焦点を当てる戦略を展開している。
アスリートが服に違和感を持つと印象が大きく崩れるため、ティビの服が自然に適合する点が強調されている。
ブランドの成功は「小規模で独立を保つこと」と「本物の影響力」を重視し、他社との差別化を図っている。
8月、ファッションスタイリストのコートニー・メイズ氏は、自身がどのようにWNBAの選手を含む顧客と関係を築いているか、そしてそれがなぜ重要なのかをGlossyに語った。
「私は彼女たちの自宅で家族とも一緒に過ごし、その人が内面までどんな人なのかを知るのだ」と同氏は語る。「誰かを着飾らせて、その人のルックを特定する手助けをするのは、とても親密な体験だ。コートの外で自分がなりたい姿を映し出し、最高でもっとも自信に満ちた自分でいられるようにすることを大切にしている」。
多くのブランドはいまだにアスリートが着飾る価値に気づいていないが、メイズ氏によれば、最近は「その会話に加わることを楽しみにしている」ブランドが増えているという。WNBAのチーム、ニューヨーク・リバティ(New York Liberty)のフォワード、ブリアナ・スチュワート選手をはじめ、アスリート顧客のスタイリングに頻繁に頼るブランドとして、同氏はティビ(Tibi)の名を挙げた。


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