ステークホルダーの信頼を得るために。“伝わる”インパクトレポートのつくり方
マーケティング最新2015年12月の設立以来、研究成果を活用したスタートアップに投資・育成を行い、広く社会の発展に貢献することを使命に掲げている慶應イノベーション・イニシアティブ (以下、KII)。
2023年10月に「KII 3号インパクトファンド」を設立し、総額202億円の調達に成功。2025年4月 にはその影響や社会的意義を正しく伝えることを目的とした「インパクトレポート 」を公開しました。
レポートはこちら:Impact Report 2024
同レポートは、ディープテック×インパクトという不確実性の高い分野でありながら「非常に分かりやすい」と、同ファンドのステークホルダーのみならず、インパクト投資業界から好評価を得ました。今回は、KIIの プリンシパルの宜保友理子(ぎぼゆりこ)氏と、インパクトレポートのディレクションを担当した電通のクリエイティブディレクターの鈴木契氏の対談を通して、“伝わる”インパクトレポートのつくり方をひもときます。
インパクトレポートとは?
企業活動が社会や環境に与えたポジティブな影響を定量的に測定・評価し、その結果を示す報告書。環境、社会、ガバナンス(ESG)などを重視する動きが活発化する中、企業の透明性を図る指標や信頼を向上させる手段として、注目を集めている。


コメント