エピックゲームズは YouTube を超えるか? プラットフォームの再定義とその行方

記事のポイント
エピックゲームズはフォートナイトをメタバース基盤へ進化させようとしている。
その一環として、Appleとの訴訟やデータAPI公開により、経済の自由化と透明性を追求している。
さらに、体験を損なわないナイキなどとの連携は、ブランドとの共創として積極的に取り入れている。
フォートナイト(Fortnite)は次のYouTubeとなるのか? いや、エピックゲームズ(Epic Games)は、それ以上の存在をめざしている。
フォートナイトが人気ビデオゲームから、クリエイターやブランド、仮想世界の強固なエコシステムへと進化するなか、一部のオブザーバーはフォートナイトをYouTubeなどほかのクリエイタープラットフォームと比較しはじめている。
6月初旬にフロリダ州オーランドで開催されたカンファレンス「アンリアルフェスト(Unreal Fest)」では、クリエイターのエンゲージメント指標のビジビリティ(可視性)の拡大や、AIを活用したコーディングアシスタントの導入が発表された。エピックゲームズがクリエイター向けツールを次々と拡充するにつれ、こうした比較はさらに強まっている。
エピックゲームズの経営陣はこのような対比を歓迎しているが、CEOのティム・スウィーニー氏はその類似性に対して複雑な思いを抱いている。同氏によれば、フォートナイトがクリエイターを積極的に呼び込も
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