「TikTok」で生まれた推定消費額は2375億円。「TikTok」ユーザーの6割が「ほぼ毎日視聴している」

TikTok Japanは6月4日、「TikTok」が日本社会にもたらす経済的・社会的影響を多角的に分析したレポート「TikTok Socio-Economic Impact Report〜日本における経済的・社会的影響〜」を公開した。調査はマクロミルグループに委託した。
「TikTok」が日本にもたらす価値を「経済的価値」「ユーザーにとっての価値」「クリエイター経済圏としての価値」の3つの観点から総合的に分析した。
国内名目GDPへの貢献額は4855億円と推計
「TikTok」の「経済的価値」
2024年に「TikTok」の利用を通じて発生した推定消費額は2375億円。前年の1772億円から37%増え、金額ベースでは約603億円の増加になったという。
約4万2000人の雇用に影響したと推計
国内名目GDPへの貢献額は前年比114億円増の4855億円。調査では雇用への波及効果も高いと指摘し、約4万2000人の雇用が「TikTok」を通じて支えられたと推計した。また、中小企業においても影響は拡大し、名目GDPへの貢献額は1094億円(前年は606億円)、雇用者数への影響は約9700人(前年は5300人)と、いずれも前年比で大幅な伸びとした。「TikTok」を通じて新たな顧客と接点を持ち、販売活動や採用活動の成果を得ている事業者が多く見られたという。
コメント