Amazon Adsが打ち出す「次世代DSP」 AIとクリーンルームで差別化か

記事のポイント
Amazonは広告戦略を自社内完結型から、外部メディアへの拡張型へと進化させつつある。
AmazonのDSPは、低コスト・高リーチを武器にトレードデスクなど競合に挑戦している。
AIや独自のオーディエンスデータを活用し、広告主にフルファネルでの対応力をアピールしている。
何年にもわたって、Amazonの広告のプレイブックは広告主を囲い込む、すなわち自社のデータを使用して自社のエコシステム内の買い物客をターゲットにする方法が中心となってきた。しかし現在のAmazonは、広告主がそのデータを活用して同じ人々、または同じような人々に別の場所でリーチするよう働きかける方針へ転換しつつある。
この転換自体はそれほど驚くべきことではない。Amazonの広告責任者はこれまでかなりの期間にわたって戦略の提案を行ってきており、広告主はその動向の予測や分析を行おうとしてきた。
しかし、確実なよりどころがないため、マーケターは計画を立てるのが困難な状態だった。そのため、広告主側プラットフォームの最新のピッチデッキは、Amazonが外部に対して抱いている野心を明確に示したものとして注目を浴びている。
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