これからのマーケティングに必須の“PR発想”とは?

データドリブンなマーケティングでクライアントを支えるべく、新時代のモデル「Marketing For Growth」を掲げる電通。
そんな電通で、これまでさまざまな形で「PR」に携わってきたメンバーが、統合プランニングやマーケティングに「PR発想」をプラスするためのバーチャル組織「PRUS(プラス)」を発足させました。
本連載では、PRUSメンバーが、まだまだ誤解されがちなPRの本質と、それがなぜ今あらゆる企業活動に必要なのかをひもといていきます。
初回は、日本を代表するマーケティング研究者である早稲田大学の恩藏直人氏をゲストに、PRUSメンバーの武居泰男氏と瀧澤菜穂氏が、PR発想についての見解を伺います。
2023年に日本マーケティング協会の理事長に選任された恩藏氏は、2024年、34年ぶりに「マーケティングの定義」を大幅に改訂しました。その「マーケティングの新定義」は、PRUSの目指すところとも合致するものでした。
マーケティングの定義が34年ぶりに刷新された
武居:今回、恩藏先生にお話を伺いたいと思ったのは、先生が日本マーケティング協会の理事長になってすぐに改訂に取り組まれた、「マーケティングの定義」がきっかけです。2024年に、1990年以来34年ぶりに刷新されましたね。
瀧澤:こ
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