サーキュラーエコノミーでビジネスを生み出すには?

「サーキュラーエコノミーはもうからない」
「いいコンセプトを作っても実現ハードルが高い」
「ステークホルダーが多く先に進まない」
といった声をよく聞きます。
どうすればスピーディに周りを巻き込めるのか。成果(アウトカム)をどう設計すればよいのか。本記事では、大成建設でデザインとラボを融合した新たな設計チームを組成し、サーキュラーエコノミーの実現に取り組む古市理氏と、技術センターの佐藤大樹氏に、事例を交えてお話しいただきました。聞き手は電通サステナビリティコンサルティング室の岡智之です。
(左から)大成建設 古市氏、佐藤氏、電通 岡氏
<目次>
▼お客さまの期待を超えるには?
▼リアルとバーチャルをつなぐ体験が価値を生む
▼「ゼロカーボンビル」という社会実験の場が持つ意義
▼小さな経済圏から手堅く、採算の合うビジネスデザインを
お客さまの期待を超えるには?
岡氏
──私がサービスデザイナーとして新事業のコンサルティングをする際、「コンセプトは面白いのに、社内で投資に関する説得ができず先に進まない」ということがあります。構想から実装まで、どのように周りを巻き込むか。また、その資金調達をどうしているかをお伺いしたいです。まずは、お2人は普段はどのようなお仕事をされているのでしょうか。
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