自分がメインに戦っている市場のことは、ほかの誰よりも知っている――。多くのマーケターはそう自負しているだろう。
市場が拡大しているときは、その自信はポジティブな成果を生むが、問題は、市場全体がシュリンクし始めるなど想定外の変化が発生したときだ。
そのような場合、ほとんどのマーケターは、縮小する市場の中で、競合より少しでも多くのシェアを奪うことを考えるだろう。しかし、それは短期的には必要な対策だが、中長期的には得策ではない。
では、どうするべきか。資生堂ジャパン株式会社で新価値創造マーケティング本部本部長を務める北原規稚子氏は、次のように語る。「自分がビジネスをしている市場に変化があった場合、そのファクトにダイレクトに反応するだけではなく、変化の裏側にある人の心理をしっかりとらえて新価値で応えることが重要だ」。
「変化の裏側にある人の心理をとらえる」、そして「新価値で応える」とはどのようなことか。Digiday Japanが11月1日に開催した「DIGIDAY BRAND LEADERS 2024」に登壇した北原氏のセッション「ヒットを生む未来の読み方――資生堂ジャパンの『新価値創造マーケティング」をレポートする。[続きを読む]
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資生堂ジャパン 北原規稚子氏が着目する「じゃないほう」の市場「新価値創造マーケティングでデータの先にある未来をつくる」【DIGIDAY BRAND LEADERS 2024】

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