1690 『仕事が速いのにミスをしない人は何をしているのか?』
◇1690 『仕事が速いのにミスをしない人は何をしているのか?』 >飯野謙次/文響社(2018.06.21)自分のスキルアップのために、この手の本を買うことは無くなったのだが、最近は後輩の育成を考えて手に取ることが多くなった。過去に買ったノウハウ本も、一部は手元に残して置けばよかったかもしれない。こういったシーンで読み返すことは想定していなかった。人が仕事をしている限り、ミスというのは避けられないもの。だから、ミスを責めるのではなく、なぜミスが発生したかの真因を突き止め、仕組みを改めることを重視している。とはいうものの、もう少しシステマティックにミスの防止ができないだろうかと手にしてみた。著者がスタンフォード大学の工学博士というのも読もうと思った理由。ロジカルにミスの発生防止を突き詰めているのではないかと期待したのだ。読み進めてみると、ごくごく当たり前の内容が書かれている。既知の情報は排除して、なるほどと思ったところを中心に記録しておきたい。・チェックリストはアメリカ式の方が使いやすい。日本だと「水槽温度の適性を確認する」というチェック項目だが、アメリカの場合は「水槽Aは60度Cより低くない」「水槽Aは80度Cを超えていない」というチェック方法になる。曖昧さを排除したチェック項目にすることで、個人差をなくしている。・ダブルチェックの本質は「同じ確認を2度」ではない。2人目はチェック
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