現在の日経平均株価や株式市場の状況と今後の見通しについて、アナリストの藤井英敏さんが鋭く分析! 株式市場では、インフレ懸念が一段と強まっています。その主因は、原油高(エネルギー高)と穀物高(食料価格高)リスクの高まりです。このような状況下、FRBはインフレの抑え込みに意欲満々です。「インフレ懸念の強まり⇒FRBの金融政策正常化が加速⇒米国の長期金利が上昇」というシナリオが進行しているため、米国の株式市場では、株価指標面で割高感の強いハイテク株への売り圧力が高まっています。この米国におけるハイテク株からの資金流出の加速は、日本では、ハイテク株に代表されるグロース株が数多く上場している東証マザーズ市場に大きな影響を与えています。
Source: ダイアモンドIT
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