ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

有事の際の原因の特定と再発防止策にみられる後認知バイアスと手間の増加

あらゆる現場で事故や失敗などの有事が発生すると、それに対しこれを繰り返さないために、起きた事象を分析し、原因の特定と今後の対応方針が策定される。その検討段階において、いくつかの問題点があると思うので、それについて考える。1.原因の特定にみられる「後認知バイアス」「後認知バイアス」とは、物事が起きたあと(つまり答えを知ったあと)で、そうなると思っていた、当然予測可能だった、と考える心理的傾向のことをいう。ようするに、発生した事象へ結びついた行動・行為がある程度みえた状態で検討が行われ、結果として、当然防げるはず事象であったと結論づけられるようなケースである。この「後認知バイアス」をできる限り排除し、客観的に原因を推定するための手法がいくつも提案され、活用されてはいるものの、完全にこれを排除することは難しいのではないかと考えている。それはなぜか。容易だからである。ある行動・行為により有事が起きたことを前提とすることで、納得しやすい結論と結びつけることができ、また、それに続く再発防止策を考え立案するうえでも、これを容易にするからではないだろうか。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました