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賃金上昇を目的とした王道的政策

賃金とは被雇用人による労働サービス提供に際しての価格を言う.我が国では,平均賃金・所得中央値などの指標に表されてるように,25年もの長きに渡ってマクロ的視点においてその賃金が停滞,況や下落している.他先進諸国はもちろん発展途上国に至るまで,このような凄惨な状況にあるのは,戦争や内乱等によって内政破壊がある場合を除き我が国だけだ.目下,諸言論ではこの賃金情勢を如何に上昇させるかに頭を捻らせている.だがその多くは枝葉末節の議論に終始し,その正鵠を射ない.そこで経済学における需要と供給の価格との関係を用いて,賃金上昇が如何にして起きうるか,またその前提を以ていかなる政策が有効であるかを論じたい.続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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