地域福祉におけるITの活用

下記は、平成１５年１０月に、地域福祉分野のIT活用について、当時の情報化計画の考え方を基本に、保健福祉総合計画の策定を進める地域福祉担当が記述したもの。DXとは総論や分野横断的な仕組みだけでなく、その地域へのインストールのためには、分野個別的な活用に係る視点が必要なんだと今更ながら再認識できるものとして、この当時の記述を振り返りたい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・地域福祉におけるIT の活用１ IT/情報化の意義２ 保健福祉総合計画（地域福祉計画）の課題解決におけるITの役割・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１ IT/情報化の意義(１)少子・高齢化・国際化といった変化の大きい状況の中で、市民ニーズはさらに高度化・多様化し、ＩＴの活用は、それらに対応するための手段として大いに期待されている。(２)ＩＴ活用の目的は、地域の情報化の主役である市民や企業が、自らＩＴを使いこなし、ＩＴを利用したさまざまな活動を自立的に推進できるようにすること。(３)コンピュータやネットワークが生活の隅々まで入り込み、瞬時に情報を収集したり、発信したりすることができるようになった。情報化は産業の発展を導くだけでなく、人と人、人と組織、人と社会の関係など、情報をもとに生み出される社会経済活動やコミュニティの在り方が一変するなど、社会全体にさまざまな可能性をもたらすと同時に社会の課題を

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