情報リテラシー論・第六回講義

キュレーションとは　情報を収集、分類をし、つなぎ合わせて新しい価値を持たせて共有することを言う。インターネット上の情報を独自の価値判断で整理しているのでプログラムなどで自動的に収集する従来の検索サービスの検索結果と比べて「不要なものが少ない」「センスが良い」などといった理由から人気が高まっている。代表的なものにTwitterのつぶやきをまとめた「Togetter」や、今はない「NAVERまとめ」などがある。「NAVERまとめ」はユーザー参加型のキュレーションサービスでまとめページを作ったユーザーが広告収入を得られるような仕組みであった。GoogleやYahoo!など自動的に情報が収集される検索サービスが主流になったが、人の手によって収集された情報はユーザーによってものの見方が違ったり独自の価値が生まれたりして面白いことがある。しかし便利な面だけでなくもちろん問題点もある。専門的な情報に対して正確な裏付けがない場合も多い。チェックされることなく記事が公開されていることがあるので何でもかんでも信用してはいけない。また人の手によって収集されているため偏った内容になっていることもある。偏った情報によって個人法人に不利益が生じることもあるだろう。著作権や肖像権などを侵害する違法なコンテンツが含まれていることもある。広告収益を主な目的とし内容が非常に薄い記事も散見される。こういった記事が大量生

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