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当別田園住宅物語 森林5

森林施業を考える時の時間軸が面白い。植林から伐採までの50年が1つの単位だからだ。これほどリアルに50年を想定する仕事はないだろう。林業は長スパンであり更にサーキュラーな業務である。1スパンが長いだけに業務が世代間リレーとなる。誰かの仕事を自分が継承し、自分の仕事は次の世代に受け継がれていく。単純な繰り返しだがロマンがある。森林と言う自然生態系を介して、素材やバイオマスエネルギーを人間社会に供給していくありがたみを感じぜざるを得ない。ただ現在の高性能機械を使った林業の経済循環がこのままで良いかは疑問がある。今の資本主義の負の側面や行政の硬直化を考えた時に、時の主流的なやり方が収奪的な事になってはいないか、持続可能であるかは多いに検討すべきである。その点は農業でも同じで大規模化一辺倒で、1つの事例として大型重機や運送が石油資源に頼っている現状は持続可能とは言えない。エネルギー問題を分野外と他人事にしてはいけない。当別田園住宅でも長い年月を想起しながらプロジェクトを展開している。1世代30年として2〜3世代の回転をいかに豊かに行うかと言う視点を持って取り組んでいる。子育て、老化、世代交代、住み替え、子供の成人、転売、老後の住処、文化の伝承。このプロジェクトを作った責任とその結果調査と改善とそこから得られた知見の発表の為にずっと調査を続けていく。林業とは違いかなり複雑系な要素を含んだ長ス

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