「うるせー、使ってやってるだけありがたいと思え」と言われ…。女性が「給料のいい」介護施設を1か月で辞めた理由

1ヶ月でやめた理由は
北海道に住む40代女性は、開設したばかりの特別養護老人ホームをわずか1か月で退職したと、キャリコネニュース編集部に語った。どのような理由で退職したのだろうか。（文：林加奈）
「うちほど良い給料出すとこない」と言われても……。
女性が勤務した施設では「ユニットリーダーがタバコばかり吸いに行って、仕事を教えてもらえないばかりか、無資格者で技術も知識もなかった」という。
「入居者の食事を個別で盛り付けるが、わざと少なく盛り付け、あまりをタッパーに入れて持ち帰っていた」など、周りのスタッフの勤務態度もいい加減なものだったと振り返る。
呆れた女性は、事務長に相談したが、「うるせー、使ってやってるだけありがたいと思え。うちほど良い給料出すとこないぞ」と開き直られてしまった。「確かに給料はいいけど、介護福祉士の仕事がすべて否定されそうな感じになり、自分がろくでない人間になりそうなので辞めた」と女性は明かす。
「入居者の笑い声も聞かれず、夜寝ないからと不必要に睡眠薬を飲ませている職場にいると、自分が罪人になった気がして不安になった」
新しい職場は「施設庁もリーダーもスタッフも入居者も、笑い声が聞かれてやっと人としての安心が生まれた」と綴っている。
※アンケート概要■実施期間2020年11月21日～■回答数484※9月3 日時点（記事では、2021年8月14日に寄せられた投稿を

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