新規事業における市場選定のフレームワーク ”マーケットオポチュニティーナビゲーター

■新規事業の検討において、クイックな検討のため 従来使われてきたツールとその限界・新規事業では検討を迅速に進めるツールとして以下のような ツールを使用する機会が一般的になりつつある。 - ビジネスモデルキャンバス - カスタマージャーニー - バリュープロポジションマップ、等々・これらのツールは、ビジネス全体を整理する、顧客への価値を 抽出ないし整理する、といった点では有用と感じている。・しかし、あまりに簡素になっているため、一見、その使い方を正し く理解するのは難しいと感じている。■市場選定をクイックに行うためのツールの不在・上記のフレームワークを使用してきた中で、特に感じていたのが、ビジネスの1番地ともいえる、「顧客」「市場」のうち、「市場」を簡易に検討するためのフレームがほとんどなかったことである。・「顧客」を検討するうえでは、カスタマージャーニーやVPMといったアプローチが存在するものの、対になる「市場」は、STP分析 のようなメリメリとやるものが多く、新規事業のようなセグメントを 具体化しにくい(かつ、変化し続ける)テーマとは相性が悪いと感 じていた。・顧客に刺さる事業アイデアの創出においては、インサイトを出し やすいカスタマージャーニーのようなツールを使いがちになって しまうが、戦略的に他社への優位性を見出す、事業の収益を見 立てる、というような観点での検討も重要であり

リンク元