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「会社の為と言う錦の御旗は通用しない!!」

 3社の社外役員を務めている。1社は取締役として、2社は監査役として、いずれも独立役員と言う立場だが、取締役・監査役の立ち位置は大きく違う。中小企業は取締役・監査役の最大任期は10年である。短ければ登記費用も掛かるし手続きも面倒である。公開企業の場合は取締役の最大任期が2年である。一般的に上場企業の取締役の任期は1年が多い。なぜか? あの人に辞めて貰いたいと思った時に解任すれば損害賠償を請求される可能性もあり、市場にもあまり良いイメージではない。監査役の最大任期は4年である。監査役の立場は取締役、会計参与の職務の執行の監査と企業経営の健全性や適性性の担保として存在している。簡単に言うと不正や不祥事が起きない様に監査や調査を行いステークホルダーの利害に配慮しなければならない。その為には己の役目として忖度しない・牽制しない。必要な事を臆せず怯まずの姿勢で発言しているし、業務担当者へのヒアリングを行ういコミュニケーションを深めている。「会社の為」と言う論理での錦の御旗が前面に立てば違法行為であっても、許されるのか? そのミッションを出す人が立場の高い、声の大きい、態度がデカい。その様な人の前だと多くの人が怯み、独善的な判断での行動によって実行されたとすれば、例え一時的な危機の回避の為、例え一時的な売上増の為であっても、「許されるものではない!」その判断は、将来への崩壊というリスクに突き進

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