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(T31) テレビがネットに押されている。現在のビジネス社会はネットの発達によって、従来型のマス・マーケティングが機能しなくなる-2 (2021.7.21) by 加谷 珪一 より抜粋加筆しました。

⑶ 大坂選手の告白をきっかけに多様化が進む?スポーツ・ビジネスの世界では別の出来事もあった。それはテニス女子の大坂なおみ選手の会見拒否と、うつの告白である。現代社会は、多様な価値観を認める方向性にある。スポンサーも含めて大坂選手の告白に共感した人は少なくないと考えられる。↓長期的に見た場合、スポーツ選手のあり方が変化すると、ビジネスの質も大きく変わらざるを得ない。①これまでの時代、消費者はスポーツ選手に対して、「強さ」や「完璧さ」を求めている。スポンサーはこうした画一的なイメージが、自社の製品販売に生かせると判断して、資金を拠出していた。②大会イベントも同様で、スポーツを見に来る人の、ほとんどは試合に「熱狂」を求めている。必然的にそうしたイメージに合う選手こそが、アスリートとしてふさわしいという流れが成立しやすい。だが、スポーツの世界においても多様化が進んだ場合、選手の言動やファンのあり方についても多様化する。↓このため、テレビが全世界に同じ試合を放映したり、大人数を会場に動員するといった従来型のマス・マーケティングは成立しにくくなる。結果として、ビジネスとしての形態も変化してくる。③メジャースポーツに投じられる資金が減る一方、マイナースポーツにも資金が回る可能性が出てくる。ネットでの視聴拡大を通じて、ファンの個別の要求に、カスタマイズした観戦方法などが模索されるだろう。現在のビジ

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