※ 映画「ノマドランド」のネタバレを含みます。ご注意ください。★★★
アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演女優賞の3つを受賞したノマドランドという映画を観ました。
searchlightpictures.jp小説の原題は「漂流する高齢労働者」ということで、観る前は「貧困や格差といった社会問題を告発する系の社会派映画かな?」と思っていました。でも、観た後の印象はまったく違いました。もちろんそういった問題提起も織り込まれているのだけど、どちらかというと、「人生最後の30年をどう生きたいか」ということをあらためて考えさせられる、むしろポジティブな映画だったと思います。絶賛されている映像美や、ふたり以外はプロの役者ではなく、本物のノマド生活者だという点は確かにすごくて、監督の力量は誰もが驚嘆するレベルだと思います。が、私にもっとも響いたのは、「子供夫婦と共に(もしくは近くに)住み、毎日、孫と戯れながらキレイなおうちですごす最後の30年」を、本当にすべての人は望んでいるのか? というメッセージだったと思います。そういう生活をしている(同じく高齢の)姉が、高齢になってもノマドを続ける妹に「私たちはそんなに退屈か?」と問う場面がありました。主人公は(おそらく配慮から)「そんなことないわ」的な答を口にするのですが、その瞳は「私には、人生最後の30年を子供や孫と季節のイベントを毎年同じように楽しみなが
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最後の30年をどう生きるか
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