5月分の雇用情勢について、厚生労働省職業安定局長の会見がありましたので、その内容を概略ご紹介します。厚労省の見方では「求人が求職を上回って推移しているものの、求人が引き続き大幅に減少しており、求職者の増加もあいまって、厳しさがみられる。新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響に、より一層注意する必要がある」という状況です。数値的には、いよいよ悪化がめだってきました。まず、完全失業率は2.9%と前月より0.3ポイント上昇(男は3.2%、女は2.5%)しました。完全失業者数は198万人と前年同月差33万人増加です。有効求人倍率は1.20倍と前月より0.12ポイント低下しています。正社員有効求人倍率は0.90倍と前月比0.08ポイント低下しました。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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