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米中貿易戦争は経済学の基本思想への挑戦か?

「分業と自由な交易は利益を生む」という考えは、あらゆる経済活動を評価する基本だ。米中貿易戦争は、この考えが正しいかをどうかを巡る歴史的な大実験だ。◇ 分業の利益 アダム・スミスは、『国富論』の中で、ピンの生産を例にとって分業の利益を説いた。作業を細分化することによって、生産効率が飛躍的に上昇する。 分業の利益の理論は、デイビッド・リカードによって精緻化された。 通常の人が考える「絶対優位」ではなく、「相対優位」という概念を導入し、「相対優位があれば、分業と交換が利益を生む」ことを示した。 彼は、この理論を国際的分業に適用した。 そして、イングランドとポルトガルの間の葡萄酒と羊毛を例にとって、貿易が利益を生むことを示した。 仮に、イングランドの生産コストが、葡萄酒においても羊毛においてもポルトガルより安いとしても、なおかつイングランドは羊毛の生産に特化し、葡萄酒はポルトガルから輸入する方が有利であることがあり得ると示したのである。 「分業と自由な交易が利益をもたらす」というのは、経済学の最も基本的な命題だ。様々な政策を判断する場合の基礎になっている。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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