一緒に世界を変えよう――4年間で70件以上の協業を生み出した富士通のアクセラレータプログラムが重視する「事業マッチング」と「対等なパートナーシップ」
社会の変化のスピードが激しい昨今、大手企業であっても既存の事業やブランドの延長線上で勝負するだけでは、成長が望めないどころか衰退も危惧される状況。そうした中、多くの企業で新規事業に乗り出す動きが活発になっています。
新規事業開発の施策の一つとして増えているのが「アクセラレータプログラム」。オープンイノベーションの推進を目的に、スタートアップなどの新興企業に対して協業・出資を呼びかけ、募集を行うものです。
今回注目するのは『FUJITSU ACCELERATOR』。富士通では以前からスタートアップと手を結び新規事業創出に取り組んできましたが、2015年より本格的なアクセラレータプログラムをスタートしました。これまでに7回のプログラムを実施し、協業検討は120件以上、協業実績は70件以上に上ります。
プログラムの設計において大切にしていること、壁の乗り越え方、協業の効果などについて、代表の浮田博文さん、事務局メンバーであり「イノベーション鈴木」というニックネームで呼ばれる鈴木智裕さんにお話を伺いました。
▲左:浮田さん、右:鈴木さん
富士通株式会社 FUJITSU ACCELERATOR代表 浮田博文(うきた・ひろふみ)さん
富士通のクラウドビジネスの立ち上げメンバーとして日本を含む世界8拠点への展開を実現。新規ビジネス創成の仕組み作りにも取り組み、TechShop東京の設立にも貢
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