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困窮している人を「だったら働けよ」とさげすむ社会の、居心地悪さ

自分より低賃金で働く人がいる。最低限ギリギリで生活している人もいる。それは放置して当然のことなのだろうか? 人は自分の勤勉さや能力にふさわしい報酬を得るものだと考えれば、疑問の余地はないように思えるが、はたしてそうだろうか。
ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの犯罪心理学者であるジュリア・ショウ氏は、9月12日に発売された著書『悪について誰もが知るべき10の事実』で、こうした格差や不平等がそこら中にある世の中を理解するために、人びとは落ち度のある被害者を意図的に作りだすという。自分が最下層に転落しないのは、自分に力があるため。人が転落するのは、その人に落ち度があるため。そう考えれば、私たち善人には絶対に悪いことが起こらないと、確信することができる。悪いことが起きた人は、能力がなく、落ち度があるからだ。
ここでも「悪」の仮面をはがそう。一見まともそうな、そんな考え方がどれだけ「必要悪」の名の下に私たちの社会を狂わせているのか。本の抜粋からお届けしよう。
Source: 現代ビジネス

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