ジョージ・オーウェル氏が1949年に発刊した「1984」は現代の監視社会を予言していたともされます。我々はもはや、監視カメラから逃れることはできず、行動は原則把握されているとしてもよいでしょう。それを当たり前の社会とするのか、監視されない社会に逃避できるのか、一考を投じてみたいと思います。
(写真AC:編集部)
私が不動産開発デベロッパーとして次にもしも何かやるなら無人島を購入して、そこに監視カメラのないリゾート施設を作ってみたら面白いと思うのです。かつて、人は監視されることはほとんどありませんでした。好き勝手な行動ができたことが様々な人生のドラマに繋がったり社会の功罪となったことも事実です。
リゾートというのは非日常の世界に自分を置きながら全てから解放され、つかの間の「自分らしさ」を取り戻すところであります。(日本でよくディズニーランドなどをリゾートと勘違いする向きがありますが、それは全く異なるものです。)全てからの解放となれば自分の行動が見られているのはその趣旨に反します。
例えば最近、若いボーター(クルーザーやボートに乗る人)が増えてきて私のマリーナの顧客も世代交代が進んでいます。なぜ、今、ボートなのか、といえば大海原で監視されない自由を楽しみたいと思う人が案外増えてきているからかもしれません。
私はこの数年、ハイキングとか山登りに時々出かけます。山の頂上からの眺めも素晴らし
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監視されない社会
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