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元日産・志賀氏の記事で思い出す「ルノー偽スパイ事件」 — 山下 丈

経済ニュース
日産自動車の元最高執行責任者(COO)、志賀俊之氏のインタビュー記事『ゴーン氏の右腕だった志賀俊之・日産元取締役が初めて語る「ルノーの変節」』が16日、ダイヤモンド・オンラインに掲載された。
日産COO在任中の志賀氏(2010年撮影、日産HPより=編集部)
志賀氏は「実務の議論は、日産COOである私とパトリック・ペラタ(ルノーCOO。当時)に任せられていたので、ペラタさんとは電気自動車向けバッテリーの共通化などをめぐって何度もやり合いました」という。現在、日本とフランスの捜査で問題となっているオランダ統括会社について、「すでに設立されていた両社の統括会社RNBV(ルノー・日産BV)をフル活用して、ハードシナジーをトップダウンで追求するようになるのです。ゴーンさんがどこかで変節したとするならばRNBVの影響は大きかったと思います」と語った。
表題は「ルノーの変節」だが、内容では「ゴーン氏の変節」が示されている。今回の事件を見て「当時」を振り返るとすれば、ゴーン元会長が今日の事態に至るにつき想起されるのは、今なお「フランス産業スパイ事件最大の失敗」の1つとされるにも拘わらず、かえって権力を増すきっかけとなった事件である。
2011年1月、ルノーは、電気自動車部門の中核社員3名を、中国企業に機密情報を売ったことを理由に解雇したと発表。ゴーン会長(当時)は、複数の証拠があるとテレビで語った

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