6月28-29日に大阪で開催されるG20において安倍首相は近年でも稀にみる難しい議長としてのかじ取りを求められるかもしれません。ご本人は経済の安倍から外交の安倍にシフトしてきた中、イランでは改めて外交の難しさを感じた直後だけに安倍首相の手腕への海外メディアの視線と評価が注目されます。
6月14日、トランプ米国大統領との電話会談についての会見(首相官邸HPから:編集部)
切り口の一つ目はトランプ大統領と習近平国家主席両名が参加する中で地政学的にもちょうど真ん中にある安倍首相の立ち位置であります。これはロシアのプーチン大統領からしても「平和条約締結は現在の日米関係を考えると難しい」と言わしめただけにポジションの置き方が問われます。
香港の民主化運動家たちも安倍首相がG20で何らかの言及をするのか、注目しています。アメリカ、カナダ、イギリスなどは香港民主化運動を進める市民へエールを送っておりますが、日本からは特に明白なボイスは上がってきていません。理由は中国への遠慮でありましょう。
昨年10月の安倍首相と習近平国家主席との会談で「日中関係が平常時に戻った」という認識を双方で交わし、それまでの潜在的な問題はスーッと消えました。カナダで盛り上がっていた南京虐殺問題も見事にその時を境に立ち消えとなり、現地でこぶしを振り上げていた議員らはそのはけ口の持って行き方に苦労していました。
日本だけを考
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注目される安倍首相のG20での手腕
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