Red Catはドローンの飛行データをブロックチェーンに保存して不変性を保証しようとしているスタートアップだ。米国時間3月6日、ドローンデータ・プラットフォームの第2ベータテストを発表した。
2017年にRed CatのCEOのJeff Thompson氏は、商用ドローンビジネスの普及を妨げているものは何かと探ったところ、ブラックボックスのようなシステムが必要であると認識した。いわゆるブラックボックスとは飛行機のフライトに関するデータを追跡するフライトレコーダーのことだ。彼はブラックボックスの機能をドローンで再現するためのプラットフォームを作り、ブロックチェーンの不変性という特長を生かしてそこにデータを保存すればよいと確信した。
「事故の責任を持ち追跡できる能力を必要とする人々はわれわれの情報を活用できる。規制当局であれ保険会社であれ、大きな損害を与えたときに小切手を書かなくてはならない人々だ」とThompson氏はTechCrunchに話した。
このツールは、墜落や飛行機とのニアミス、あるいは昨年ロンドンの ガトウィック空港閉鎖を引き起こしたドローンのような事故があったときの関係者に役立つはずだ。利用者はRed Catの記録を調べることで、見ているデータが正確でいかなる改ざんも受けていないことを確信できる。
Flight logs in Red Cat / Screensho
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ドローンの飛行データをブロックチェーンに保存するサービス「Red Cat」
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