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ホンダも日産に続き英国から逃亡:ゴーン事件余波

ホンダが英南部スウィンドンにある同社工場を2022年に閉鎖する見通しだと英スカイニューズ・テレビが報じた。1985年に設立し、約3500人を雇用し、関連産業でも数千人の雇用が失われる。乗用車シビックなどを生産してきた。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=INa6hZexR58?feature=oembed&w=500&h=281]
それに先だって、日産がイギリスの中部にあるサンダーランド工場でのスポーツタイプ多目的車(SUV)エクストレイルの次期モデル生産計画を取りやめると発表している。
そもそも、私は日本のメーカーがEUのなかで特殊な立場にあるイギリスにヨーロッパ拠点を置くことは危険で間違った選択だと1980年代から一貫して反対してきた。
別にこういうことになるのは、思いもかけぬ状況でない。当然予想するべきリスクに備えず無謀な決定をしてきた報いである。
カルロス・ゴーンは2016年、EU離脱後の英国における日産の事業環境に対する保証を求めて官邸でメイ首相と会い、ハード・ブレグジットにならないにはならないという口約束と政府が最高8,000万ポンドの補助金をくれることを条件に英国工場での投資を変更しないと約束した。
フランス政府の影響力を大きくしたくないゴーンと日産の馬鹿げた決定であった。ゴーンは、ルノーと日産が近くなり

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