ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

総裁候補も派閥会長も皆世襲の異様

経済ニュース
首相官邸サイトより:編集部
江戸時代と同じ藩政政治か
9月の自民党総裁選は安倍首相と石破・元幹事長の一騎打ちで固りました。首相は祖父が岸信介、父が安倍慎太郎氏の政治家一族としてあまりに有名です。石破氏は父が自治大臣、鳥取県知事を務めた世襲議員です。野田氏が紅一点で出馬していたら、この場合も祖父が建設相でした。
次に国会議員票を束ねる支持派閥の会長はどうか。これも全員が世襲議員で、細田氏(94人)の父は運輸相、麻生氏(59人)は祖父が吉田首相、岸田氏(48人)は祖父も父も衆議院議員、二階氏は父が県会議員、石原氏(12人)は父が慎太郎氏。7派閥中5派閥の会長は父や祖父が全て政治家です。
対抗馬の石破氏(20人)はどうかというと、父は自治相、鳥取県知事でした。葬儀委員長を依頼した田中角栄氏に式後、お礼の挨拶に行くと、「君が衆議院にでるのだ」といわれ、それに従いました。安倍か石破かで分裂支持となる竹下氏(55人)は兄が首相でした。世襲でなければ議員にあらず。
とにかく異様な風景です。総裁候補は政治一家ないし世襲議員、総裁選で投票する議員を抑えている派閥の会長も全員、世襲というのは異常な世界です。しかも、政治ジャーナリズムはそのことをほとんど取り上げません。世襲で当選を重ねてきた議員と政治記者はもたれあいの関係にあります。せっかく人脈を築いてきたのに、突然、新顔に代わってしまったら、これまで

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました