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苦境に陥ったら、運命に身を委ねるのも悪くない

経済ニュース

セルバンテスの「ドン・キホーテ」に、次のような台詞がある。
運命というものは、人をいかなる災難にあわせても、必ず一方の戸口をあけておいて、そこから救いの手を差しのべてくれるものである。
私は、職業柄、様々な災難に見舞われてきた人たちを数多く見てきた。
不運な事故が原因で資金繰りに窮して自己破産。
妻子からも見放された経営者の男性。
事実婚の夫のDVに苦しめられ、四六時中監視されて逃げられなかった妻。
ようやく逃げられたものの彼以外に依存できず、DV夫の元に戻ってしまい再びDVの渦中に陥った女性。
生まれたばかりの子供の顔を見ることすらできずに、一方的に離婚を突きつけられた男性。
かくいう私自身も、人並みの災難には見舞われたと自覚している。
しかし、数年後に会うことのできた彼ら、彼女らのほとんどは、自分に課せられた運命をしっかり受け止め、果敢に立ち直っていた。
会うことのできなかった人の中には、まだ立ち直れない人もいたのかもしれないが…。
当初は、自身の不幸を呪い、また、原因となった事柄を後悔し、考えがすべて後ろ向きになっていた。
サンクコストとして割り切るには、不幸が大きすぎた。
しかし、決して過去を変えることができないと分かると、過去は過去として葬り去り、新たな人生を切り開いたとのことだった。
「本当に、あの時は、川に身投げしたかったですよー」
と笑顔で冗談めかして語ってくれた

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