ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

プロトタイピングより前には、体験プロトタイピングを【製品の機能だけでなく可能性をテストする】

マーケティング最新
1980年代、IBMは革新的な製品のアイデアをめぐり、岐路に立っていました。そのアイデアとは、話した言葉を認識し、テキストに変換できる一般消費者向けの製品でした。基盤となる技術はまだ完成していませんでしたが、消費者は非常に熱心でした。そんな製品が本当に出たら、いくらでも支払うと言うのです。
 
しばらくして、製品の「プレトタイプ」が完成しました。プロトタイプを作る技術もないまま、IBMは実験を開始したのです。とある部屋にコンピューターの画面だけを置き、参加者を招待しました。参加者はタイピングのかわりに、入力したい言葉を話すよう言われました。
 
 
マイク出力は実はスピーカーにつながっており、隠れていたタイピストが手動で言葉をタイピングしていました。
 
 
技術的な制約でプロトタイプを作れなかったため、IBMはすでにプロトタイプが完成したふりをしたのです。
 
 
それから40年近くがたちました。当時「プレトタイプ」と言われたものを、今の私は体験プロトタイピングと呼びます。
プレトタイピングを定義するなら、新製品の持つ潜在的な魅力を、核となる技術を出来る限り小さな投資でシミュレーションし検証すること、となるでしょう。一方で私は、体験プロトタイピングはそれよりはるかに重要だと考えます。体験プロトタイピングは必

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました