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とても興味深い”記憶の謎”

経済ニュース

街中で、ふと香ってきた香水やコロンの臭いで、昔の彼氏や彼女を思い出した経験はありませんか?
どこからともなく流れてきた音楽を聴いて、懐かしい思い出が蘇ってきたという経験は?
どの本で読んだのか忘れたので著者の方には申し訳ないのですが、人間は「忘れる」のではなく「思い出せない」ということだそうです。
つまり、すべての情報は頭の中に残っており、「引き出す」ことが出来ない状態を忘却と呼び、きっかけが与えられれば「引き出す」ことが可能だとのことです。
記憶を「引き出す」典型的なモノは、臭いと音だそうです。
懐かしい香りや懐かしい音楽によって、突然昔にタイムスリップしてしまうような感覚を覚えるのには、このような理由があるからだそうです。
同書に「三島由紀夫(だと記憶しています)は、産湯のことを憶えていたそうだ」と書かれていました。実は、私もベビーベッドに寝かされている時(おそらく生後間もないころでしょう)、私を覗き込んだ父の顔をくっきりと憶えています。
しかし、その後、父の自転車に乗せられてあちこち連れて行ってもらった記憶は全く引き出せません(晩年の父が懐かしそうに言っていたので、父の自転車であちこち連れて行ってもらったことは事実のはずですが…)。
このように考えると、記憶というのは極めて興味深いものです。
強い思い込みによって記憶が歪められることは、民事訴訟では頻繁に起こっています。

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