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Appleは差分プライバシー技術を利用して個人データに触らずにSafariの閲覧データを収集

macOS High Sierraの今日の一般リリースにより、Safariにも重要なアップデートが加わった。それらは、クロスサイトなクッキー追跡を無効にする機能や、広告の自動再生をoffにする機能だ。また、あまり大声で喧伝されてない新しい機能としては、データの収集がある。Appleがこのたび新たに実装した差分プライバシー技術(differential privacy technology)により、ユーザーの習慣に関する情報を集めて、問題のあるサイトを見つける手がかりにする、という機能だ。
Safariが、電力やメモリを大喰らいしてブラウザーをクラッシュするサイトを見つけるために、このようなデータ収集を行うのは、これが初めてだ。Appleはそういう問題ありのサイトの人気を調べており、それに基づいて最初にやっつけるサイトを決めるようだ。
差分プライバシーは、個人を同定できるデータをいっさい集めずに大量の情報を集める技術だ。だから、ユーザーまで遡(さかのぼ)れる情報は、何一つ収集しない。このやり方は学問的研究に由来していて、アルゴリズムによりユーザーデータを隠し*、大量の情報の中にトレンドを見つける。〔*: 個々の情報項目間で差分のないデータは、個人同定情報だと見なせる(たとえば名前はどの情報項目でもデータや場所が同一だ)。差分のあるデータが、個人情報を除いた、個々の情報の実質内容だ、

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