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石川健治東大教授は「憲法の漫才師」


終戦記念日
僕は国よりも自分のことが好きなので絶対に戦争が起きても行きません
よろしく
— 村本大輔(ウーマンラッシュアワー) (@WRHMURAMOTO) 2017年8月15日
8月15日に、このツイートがちょっと話題になった。ネット上では「なぜ左派の人たちは『戦場へ行く』の発想になるのか。なぜ今住んでいる街、今いる場所が戦場になると思わないのか」という批判が出ているが、村本の話は東大法学部の憲法学講座を担当する石川健治教授と同じである。彼はこういう。
戦後日本の軍事力統制は、70年を超える、見事な成功の歴史でした。成功したからには、それを成り立たせる有効なメカニズムがあったに違いありません。[…]表層部分には「法的な権限があるか」という議論がありますが、その表層を一皮めくると、「その権限を行使する正統性がそこにあるか」という2層目に突き当たり、そしてその下にはさらに、「権限を裏付ける財政上の統制はあるか」という3層目にたどり着く。権力は、実際に、これら3層構造によって統制されているのです。
戦後の日本が72年間にわたって平和を維持してきたことは事実だが、石川氏はその原因を立憲主義による国内の軍事力統制だけだと考える。この長大なインタビューを最後まで読んでも、日米同盟も核の傘も出てこない。
ここには吉本の芸人にも東大教授にも共通の錯覚がある:日本人は戦争の加害者にな

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