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前川喜平氏の「たった一人の満州事変」

経済ニュース

加計学園の騒動は、菅官房長官が文書の存在を全面否定したため、かえって野党に攻撃材料を与えてしまったが、存在していても大した話ではない。霞ヶ関には山のようにある(公印も日付もない)メモだが、おもしろかったのは、前川喜平氏の座右の銘は面従腹背という発言である。6月1日の「報道ステーション」で、彼はこう語った。
私ね、座右の銘が「面従腹背」なんですよ。これは普通は悪い意味で使われるんだけど、役人の心得としてある程度の面従腹背はどうしても必要だし、面従腹背の技術というか資質はやっぱりもつ必要があるので、ですから表向き、とにかく政権中枢に言われたとおり「見つかりませんでした」という結論にもっていくけども、しかし巷では次々に見つかっているという状態ということを考えたかもしれない。
霞ヶ関では、これに共感する官僚も多いと思う。自民党の政治家のゴリ押しを適当にあしらうのは官僚の処世術ともいえようが、これは元事務次官の言葉である。彼が高等教育局長に「加計学園を進めてくれ」といって局長が面従腹背したら、どうなるだろうか。
役所は動かないように思えるが、そんなことはない。意思決定は課長クラスで実質的に行われるので、次官がトップダウンで命令しても現場は面従腹背で受け流し、命令しなくても現場で動く。このように中間管理職の現場主義で意思決定するのが、戦前からの日本の官僚機構の特徴だ。特にその傾向が強かったの

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