世界各地で電気自動車の開発は進むが…(写真はテスラモーターズのロードスター:Wikipediaより:編集部)
「新ピークオイル論」が喧伝される中、IEAの「石油需要のピークなるものの姿はまだ見えない」という見方を裏付けるようなニュースをFTが報じている。”Electric cars pose little threat to oil demand” (around 22:30 on March 21, 2017 Tokyo time) という見出しの記事で、サブタイトルは “Majority of vehicles will remain powered by petrol for at least the next 2 decades” となっている。
3月18日の弊ブログ「[FT]トランプ氏のシェール推進、炭素排出抑制に貢献か」の中で紹介したIEA発表の “IEA finds CO2 emissions flat for third straight year even as global economy grows in 2016” では、CO2の排出量を減少させても経済成長は維持しうることが示されていた。だが究極の目標である「気温2度上昇Max」を実現するには、パリ協定に基づき各国政府がさらなる積極的な政策対応をとる必要が指摘されている。政策対応とは、結局のとこ
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