河川敷やサッカーグラウンドなど、芝生の多い場所では特徴的な「香り」がします。この芝生の香りは、とくに芝刈り後に強くなりますが、一体何の臭いなのでしょうか? 「みどりの香り」とも表されるこの香りは、葉が傷ついた時にその断面から発生する化学物質に由来するものです。そしてこの化学物質は、葉を食べる虫の「天敵」を呼び寄せます。そもそも芝刈り機がなかった時代、葉が傷つくのは虫に食べられた時だけでした。そのため、この香りを感知して、葉を食べる虫たちを餌食にしようと、天敵となる昆虫たちが集まってくるのです。YouTubeのサイエンス系動画チャンネル「SciShow」。今回は、芝生の香りの秘密を探ります。
Source: ログミー
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