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【九州の礎を築いた群像】リョーユーパン(6)再建 「真似されてもいい、ヒット商品を作ろう」 会社の窮地、創造力が救う モラルながければ良品は生まれない

平成4年5月。糧友福岡(現リョーユーパン)社長に就任したばかりの北村俊策(65)=現会長=は、社長室に2枚の絵を飾った。
 どちらも昇る朝日の絵だった。会社の創業地、佐賀県唐津市ゆかりの画家、乗田貞勝が描いた。唐津は北村の故郷でもある。
 日の出は、希望や明るい未来を象徴する。
 「お堅い経営方針を貼るよりも力がわくな。従業員も明るい気分になるだろう」。北村はこう感じた。
 北村は、2代目社長、政
Source: グノシー経済

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